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スズキのVツインスポーツ TL1000R に乗る
「委員長」が不定期にお届けする、バイク生活の記録です

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2017/6/25

ガソリン漏れ再発

 ツイッターでは既報(4月の話)なのだが、補修と再発を繰り返しているTLのガソリン漏れについて、ようやく解決をみたので記事にしてみたいと思う。

 さて、色々と考えられる手立てを講じて慎重に行った補修が、残念ながら決め手にならなかったというのが前回までのお話。

 穴塞ぎのパテはまだ一回分あるのだけれども、もう秋も深まってきたこの頃、またコツコツパテを剥ぎ取って…なんてしてたら硬化に必要な気温が担保できなくなること請け合いだ。
 それに何より根性が続かない。
 という訳で、補修から交換に方針転換してタンクをオークションで入手してみることにした。

 初めてヤフオクを使ったので随分と緊張もしたけれども、出品者の対応は早く、あっさりとタンクは我が家にやってきた。
 現物を確認すると、ポンプ取り付け面の錆と欠け、中にも幾ばくかの錆がありはするけれど、まぁ7kならそれも仕方ないかと。
 一応、SBSのメカさんに使用可否を一見してもらったところ「使えるんじゃないかな」との事だったので、早速、花咲かGをポチッとした。

ゴム栓  何はともあれタンクの錆取りなんて初めての経験で、全体的におっかなびっくりではあったのだけれど、中でも面倒だったのがタンクの栓を作ることだった。
 キャブ車のタンクと違って、上側にはタンクキャップ穴、下側にはポンプ穴があるんで、どちらか一方を塞がないと錆取り剤を満水投入できないのだ。
 それで平日の夜にコツコツと作ったのがこちら。

 結果から言うと、しっかりと役目を果たしてくれる物ができた。
 あとは錆取り剤希釈用に灯油タンクと、作業用のジョウゴとポンプを買って準備完了。
 タンクに花咲かGの溶液を満たしていざ錆取り開始!
 …てなんか泡立ち過ぎじゃない?

泡だらけ


 二週間ほどタンクの角度を変えたり、そのために溶液を出したり足したり。
 錆の全てが落とせたのかくまなく検査する方法はないけれど、ポンプ穴からカメラを突っ込んで撮った写真のビフォーアフターがこちら。

取れた!


 手を突っ込んで探ってみると、ちょいとイヤな感じがする所もあるものの、ほぼ錆を退治できたと思われる。
 あとはプロのメカさんにバトンタッチである。
 今回は車検を兼ねての入庫になるのだけれど、ガソリン漏れてるなら引き上げに来てくれるとの事。
 せっかくなのでそうしてもらう事にしたのだけれど、よりにもよってその日にドカ雪が降るとか…  夜の引き上げだったのだけれど、家の前で雪かきと氷の除去に大汗をかく羽目になってしまった。
 まぁこれも完全復活に向けた産みの苦しみ…と思って元気になったTLとの再会を楽しみに待つとしよう。
 ・・・というのが年も明けて程ない頃のお話。

 それからというもの「早く乗りてぇ」「早く暖かくなりやがって下さい」と日々祈りを捧げた甲斐あって(?)ついにご帰宅と相成ったTLちゃん。
 久しぶりだし、浮かれないで安全運転で帰らなきゃね〜…

 イイィヤアァッフオォォォオゥッ!!!

   何でもない幹線道路でも、やっぱり久しぶりのバイクは楽しすぎる!
 中古タンクの具合が気になりはするけれど、ひとまず結果が分かるのは一晩越して気温が上がる昼間に至ってから。
 少なくとも今日は経過観察のために家に上げてあげられない。

 そして翌日の帰宅時。

 漏れとるやん!(TДT)

 よくよく観察すると、やはりあのシール面が歪んだ部分が問題のようだ。
 かなりがっくりくるが、ここは冷静にならねば。
 まずは現状把握、という事で経過観察を続ける。
 数日に渡る観察と(我慢出来なくなって)試しに通勤で乗ってみた所、どうやら漏れはだいぶん軽微なようだ。
 止まってしばらくはタンク内が負圧なので漏れず、長時間の駐車でも直射日光を避けてタンクの下にウエスを突っ込んでおけばどうという事は無さそうだ。
 今思えば、歪みのあったシール面をちゃんと平らげておけば完治できていたのかもしれない。
 残念だが、こうなったら二の矢を放たなければならない。
 回収したオリジナルのタンクにできた亀裂を溶接補修に出すのだ。

 最近はその危険性からガソリンタンクの溶接補修を避ける業者もあるというが、幸いなことに筆者の限りあるツテである所の御仁に手配していただけた。
 これをワイヤーブラシでゴシゴシやって、後にスプレーをシューっとやる。
 補修箇所だけでなく長年ケーブルなんかと擦れて塗装がはげていた所も含めて広範囲を塗っておいた。
 タンク裏で、表面の仕上がりとか全く気にしなくても良いので気楽なものである。

 その後、なんとか予定を調整してタンク交換の算段がついたのは4月も終わり間近の週。
 ここを逃したらミーティングへの参加が危ぶまれる…という状況のなか、天気予報はそこだけ雨。
 なんとか作業当日の午前中は雨が落ちることなく天気はもってくれた。

 タンクの再交換を終えて帰宅の途に就くと、間もなく雨が降り始めた。
 帰宅する頃にはすっかりずぶ濡れになっていたが、これで一連のガソリン漏れ騒動が落着するのかと思えば、さしたる問題ではない。

 春のTLミーティングまでの一週間、祈りながら経過を観察してみたが、再発の兆候はなく、無事に浜松の地にたどり着くことができた。
 大変お世話になったメカニックTさんにはただただ感謝である。

カテゴリ: バイク メンテナンス



2016/8/28

ガソリン漏れ

 それなりに老朽化してきている筆者のTL。
 去年あたりからか、停車中に「排気漏れかな」と思われる臭気を感じる事がしばしばあった。
 その内ちゃんと調べてもらわなきゃなぁ…と思いながらも、それほどの危機感もなく過ごしてきたのだが、事態が急変した。
 それは龍神スカイラインへツーリングに行ってから一週間が過ぎたある日の事、家の中がのっぴきならないガソリン臭で大変だ、と嫁からのメール。
 急いで帰宅してみると、TLの下に盛大なお漏らしが。
 その日の夜は掃除してからTLをガレージスペースから外へ出して、様子見することにした。
 かくして翌日。
 事の成り行きを心配して嫁が夕方時点の様子をレポートしてくれたのだが、やはり臭気があり、ガソリンが漏れているのは間違いない事実であると確定。
 そうなると次の問題は「どこからか?」という事である。
 翌朝、出社前に車体を揺すったり、メインスイッチONでポンプを回してみたりしたら…

 で、でーたーッ! タンク右下の端からこっそり滴り落ち奴ぅーッ!

 いやいや指差してる場合や無いって!
 急ぎタンクをリフトアップ。
 どこやどこや、と覗き込んでみると…
 ありましたよ、5mm弱の亀裂が。
 直接的な原因が分かり、少し冷静になって見てみると、亀裂が生じている辺りのタンク形状がどうもおかしい。
 なにやら反対側にはない凹みがあって、それは直径50mmくらいの円筒でどつかれた跡の様に見える。
 (左の円弧状の点線の少し下)
 この大きさの写真で分かってもらえるだろうか。

人為的?


 こんなタンクの裏側、自分じゃほぼ触る事ないし、イタズラされたと考えるには外からのアクセスが困難過ぎる。
 そう考えると、なんだか犯人はかなり絞られてくるのだけれど、真実を知ることが全てじゃない…て歌もあるんで、これからの事を考えよう。

 色々と思案した結果、筆者の出した結論はひとまずパテで補修。
 その一方で溶接屋さんをあたってもらいつつガスケット類交換の見積りをしてもらう…と。

 まぁ亀裂がだいぶん小さいんで、あわよくばパテだけでなんとかならんかな〜とか。
 それにしても、これから一体どんだけのアクシデントと出くわすのか…
 今思えば「いやー丈夫だわー」とか言ってないで換えとけば良かったパーツあれこれが脳裏をよぎる。
 いよいよ旧車乗りであるという自覚が生まれてくるというものだ。

 週末に早速パテを物色しに最寄のライコランドを訪れた。
 補修ケミカル類のコーナーをキョロキョロすると、あっけなく目的にあった商品が見つかった。
 デイトナが輸入しているパーマテック製「メタルコピー・ガスタンクリペア」というエポキシ系のパテ。

 その夜、まずはハンドリューターと紙ヤスリを手に患部の塗装剥がしからスタート。
 周囲の空間が狭く、出だしからもう効率が悪いったらない。
 なんとか写真の状態までもっていけたのが深夜の1時頃。

やっとこさ


 今日はここまで、と思って写真を撮ったのだけれど、悪い虫が「ここまできたらもうちょいじゃないか」と囁く。
 いやいや、でもこの時間もうあかんやろ…って、

 なんでパテ練り始めちゃった自分ーッ!

 という寸劇ののち、これが補修完了時の状態。

埋まったのか?


 ここからちょっとづつ給油量を増やしながら、漏れの再発がないかテストを実施中。
 今のところ、最大タンク五分目まで給油して異常なし。
 このまま何も起こらないことを祈る。

カテゴリ: バイク メンテナンス


2015/8/30

オイル漏れ

 ここ一、二年で馴染みのものがいくつか失われて、なんとも言えない喪失感があったのだけれども、考えてみればこの土地にもう何年と言わず住み続けているのだから、要するに迎えられる側から見送る側になってきたのかな・・・なんて考えている今日この頃の筆者。
 なんでまた唐突にそんな話を、という声が聞こえてきそうな雰囲気だけど、実は今年の二月いっぱいでずっとTLのメンテをしてくれていて、エンジンのオーバーホールを二回とも請け負ってくれたメカニックの方がSBSを去ったのだ。
 おいおい、二月の話題かよっていうツッコミもあろうが、まぁまぁ聞いて下さいよ。

 筆者のTLは車検の有効期限が五月まであるのだけれど、できれば最後に一回見てもらおうと二月に車検に送り出した。
 同じ考えの人は他にもいたようで(含む嫁)、予定は立て込んでいたようだけど、快く引き受けていただいた。
 受け取ってからチョイ乗りはしたけれど、本格的にツーリングしたのは五月、GWにLynnさんと黄色TL二台でのツーリングが最初。
 ※Lynnさん直リンク失礼します

 さすがに車検上がりのTLは調子が良い!
 連休なのもあって車は多かったのだけれど、Lynnさんのルートセレクトのお陰で実に気持ちよく徘徊できた。
 ・・・で、そのあと。
 少し経ってからふと見たガレージの床(TLの下)に

 オイル漏れとる・・・(@数滴のレベル)

 嫁は「その子の前で別のTLに乗ったりするから泣いてるんだ」とかオカルティックなことを言い出すし。
 筆者は、まぁこの位のことならば・・・と見なかった事にした(笑)
 だが当たり前のことながら、こういった不具合が放っておいて勝手に良くなる事は絶対になくて、症状はどんどん悪くなるものだ。
 もちろん筆者のTLにも勝手にかさぶたができたりすることは無い訳で。

 別の日にとある都合でバイク出勤したときの事、恐る恐る地面をのぞくと、やはりオイルが・・・しかも量が増えてる。
 その後もチョイ乗りするたびに徐々に症状は悪化していく一方。
 たまらずにSBSに相談するが、冒頭のメカの方が抜けた穴は大きいようで全く整備の依頼がはけずに回っていない様子。
 今のメカの方と直接話をさせてもらう余裕も無い様で症状やら細かい事を伝えることもできず仕舞い。

 やはり、頼れるのは己が対の手のみッ!

 恐る恐る、まずはガレージの配置上開き易い右のカウルを外してみた。
 まずは下からオイルの痕跡を辿っていか・・・

 隊長! ココに出口がッ!

 何気なく見渡すなり素通りできない違和感。
 クラッチカバーを留めているボルトの一本が緩んでいる。
 緩んで、というか、もう座面が浮いて1mm強の隙間が空いている。
 なんとなくオイルがしたたり落ちたり、カバーの隙間から飛び散ったような跡が残っている。
 ふぅ、じゃあこのボルトを締めれば万事かいけ・・・

 ナメてる・・・ ( ;∀;)

 だよね。
 分かっちゃいたんだよ。
 単純な締め忘れじゃ無いんだろうなって。。。
 ココを触るのはSBSを去った兄ぃしかいないし、これを気付かないなんて事こそむしろ有り得ない。
 まぁ随分とお世話になったし、ここは自力でなんとかすっぺ。
 気を取り直して、まずはボルトの長さとタップの掛かりの現状把握。
 ボルトはフランジ付きの六角ボルトで6X25。
 普通のMネジだ。
 ネジの掛かりは5mm程度。
 筆者の常識から言うと、M6ネジが深さ5mmしか切られていないってのは考え辛い。
 なのでガレージをゴソゴソ探索して・・・ありましたM6X30キャップスクリュー。
 ドキドキしながらねじ込んでみると幸いなこと、手で力いっぱい締めて座面の隙間1mm未満まで入る。
 そうとなればもう峠を越したも同然。
 ホムセン(僕らのカインズ)でステンのボルトとワッシャを買ってきて慎重に締め付けたら修理完了!
 他にも出所がある可能性はあるけれど、恐らくこれで一番の穴は塞げたはず。

 試しに少し乗り回してみたけれども、アンダーカウルの中やエンジン下回りを掃除したこともあってか、今の所漏れは見られない。
 まずは一安心、である。

カテゴリ: バイク メンテナンス



2011/05/02

車検の顛末

 いろいろあって二週間ほど家を留守にしていた我が愛車が、ようやく帰宅して参りました。
三角スペーサ  ただ、前回のブログで話題にあげた写真(右)の「ロハス的ウインカースペーサー」は

 結局使われず仕舞い。

 ちょっとどういうことよ〜
 と聞いたわけではないが、木だったせいで両面テープが上手くくっつかなかったそうだ。
 紙ヤスリで仕上げたなら水拭きくらいしておくべきだったかな・・・。
 しかしそんなことは小さい出来事で、本題はその先にあった。
「委員長君、電話でも伝えたけど・・・」

 フォークオイル、漏れてるね。

 もうフロントのパッドがほとんどないよ。

 そうですか・・・。
 つまり、完調状態にもっていくには五万円強の出費が必要だと(鬱)

 車検費用も家計に借金だというのに(泣)

 まぁ泣き言ばかり言っても始まらないので、頑張って節約に励みたいと思います。
 しかし何だな、こう老朽化してくるともう改造する金があったら維持に取っとけ!
 ・・・て感じになってきちゃうんだよなぁ。

 あ、結局泣き言がでちゃった。


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泣いたりしないわ。だって男の子だもん!

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2011/04/14

車検の季節です

 また春が来て筆者の黄色いTLは車検の時を迎えた。
 一昨年の冬にエンジンをOHし、絶好調のTL。
 しかし、こと車検となると問題が・・・。
 とある週末にバイクと書類をショップに預けて数日後、電話が鳴った。

「委員長君、あのウインカーは通せないや」

 えぇ、分かっていましたとも。
 だから角度を変えるとか細工して、これまでも乗り切って来たじゃないですか。

「なんかさぁレンズが割れてて、見つかったら確実にアウトだね」

 そんな事言われても家にはまともな(無傷の)ウインカーなんてないしなぁ。
 やっぱ買い換えるしかないか。

 という訳で、替わりのウインカーを買っていく約束をした筆者。
 先週末は久しぶりに用品店を訪れたんですよ。
 で、ウインカー類の売場をみたらビックリ!

 予算の倍くらいする商品ばかりですが!?

 うろたえながらも品物をよく見て納得。
 今やアフターパーツのウインカーと言えば「LED」が一般的なご様子。
 しかし、現在の愛車の仕様を変えようとするとデジタルリレーから買わねばならない訳で、それはちょっと今の懐具合では・・・。
 ライコではちょうど良さそうなものがなかったので、おっくうながら二軒目をはしご。
 足で稼いだ甲斐あって、二輪館で狙っていたものとは違ってたけど「車検対応」と書かれたウインカーをゲットできました。
 それが右の写真、プロトのエアロフラッシュウインカーという商品なのだが。
 ・・・が、実はこれが罠だった。
 意気揚々とショップに本日二度目の登場だったのに、

「委員長君、これはちょっと・・・厳しい」

 え!? で、でもここに車検対応って・・・

「うーん、でもサイズを測ってみた限りだと」

 身銭を切って徒労・・・なんて訳にはいかぬ!
 なんとかならんのですか!
 ほらこうやって前に向けてちょい斜めに向けたり、とか!

「あぁ、それならいけるかもね」

 三角スペーサー製作決定!

 材料は家に転がってるんで最近のエコだとかロハスだとかいう雰囲気を取り入れるべく「木片」に決定。
 帰宅するなり適当な大きさの材料を片手にノコギリをふるう筆者。
 正直、手のひらサイズの木片をガイドなしに斜めにカットするのには不安もあったが、意外に良い感じ。
 いつものアラカン と紙ヤスリでざっくり仕上げたあとはドリルで穴あけ。
 ・・・と、ここで気を抜いたのがいけなかった。
 斜め面に突き立てた金属兼用のドリルはあれれっと中心がずれていって。
 あ、あかん・・・そうや、二つ目を隣にあけて「長穴にしました」作戦で位置をごまかすしかない、てまぁ上手くいくはずもなく。

 版画用の彫刻刀で手仕上げしてますがナニカ?


 しかし少々手直しをしたところで、これをプロのメカニックに差し出すのはいかがなものか・・・
 と悩んでみたものの、今更あとには引けない車検の期限。
 腹を決めて持っていったら

「まぁまぁ、あとはリューターで何とでもなるから」

 と水戸黄門の「助さん角さんもういいでしょう」ばりにたしなめられたり。
 木片の写真を撮り忘れたんで、車検持ち込み直前の撮影をお願いしてバイクライフクリヤマをあとにしたのでした。

カテゴリ: バイク メンテナンス


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