宮田のビンテージロードバイクで片道10kmをジテ通するブログ


RSS_1.0

2018/4/30

長男とサイクリング2

 気が付けば「その1」を書いてから半年が経ってしまいました。
 色々忙しかっ・・・スンマセン。怠惰なんです。


 道の駅を出たら、今度は琵琶湖の北岸を目指す。
 多少遠回りにはなるけれど国道365号がまっすぐ木之元へと延びる区間で東側の集落を抜ける道を進んだ。
 この辺はこれまでの琵琶湖サイクリングなんかの経験が活きているところで、バイクや車では幹線国道を進む外無いと思っているような区間でも自転車だと意外と並行して走る小道があるものだ。
 そういう道は正に生活道路なので、地元のルールが分からないストレンジャーには注意ポイントも多い。
 とはいえ、基本的に車通りが少なくしかも通学路であるケースも多いので車も歩行者・自転車に注意してくれていたりする。
 田舎道、といった風情も楽しくて筆者は積極的にわき道を探す。
 やがてぼちぼち観光地化されている木之元の市街地を抜けたらいよいよ琵琶湖が近い。
 ここからの国道8号は交通量も多く、トンネルでは歩道もほぼあって無いような状況になるので賤ケ岳トンネルを避けてビワイチで推奨される山越えの旧道を上る。
 せっかくの良いロケーションなので琵琶湖を臨む頂上付近で写真撮影。
 この時点で時間は16時を回っていた。

琵琶湖


 残りの距離は30km程度なので、このままのペースで行くとあと三時間はかかる。
 福井との県境になる峠も越えなければならない事も考えると余りペースアップは望めそうにない。
 日の長い夏とは言え、この時期の日の入りは18:30辺り。
 宿への到着は日没後、ライトを点けての走行は避けられそうにない。

 写真撮影から峠を下り、次なる藤ヶ崎トンネルも琵琶湖湖畔の塩津街道(県道336号)で回避。
 この道はライダーにも人気で筆者も何度となく走っているのだけれど、釣り人やマリンスポーツ愛好家にも人気なようで、点在する駐車可能なスペースから突然道路へ出てくる車や人に度々ヒヤリとさせられるルートでもある。
 そのあとも近江塩津までは西側に並行して走る市道がある。
 しかしそこから先は人の生活もなくなり国道8号線での山越えが始まる。
 ただ、実際にその区間に至ってみるとそれほど厳しい峠でもなくて、息子も難なく上っていく。
 下りに入った時点でまだ日の光があって心底ほっとした。
 ブルベでもそうなのだけれど、キツイのは上りで危ないのは下り。
 長男はもう何年も昔に団地裏の下りで危ない転倒をして、また2年前の蒲郡サイクリングで市街を見下ろす県道323号の下りでの落車もあって、それ以来「もうちょっとスピード出してもいいんじゃね?」と筆者がヤキモキするペースで峠を下るので、その点は安心だ。
 今回もまた「何とか暗くなる前に敦賀市街まで下り切りたい」という筆者の思いとは裏腹に、マイペースで峠を下り続ける。
 そんなこんなで無事に敦賀の市街にたどり着いた頃には加速度的に日が傾きつつあって、それでも気比の松原の看板には18:45に到着。
 薄暗闇の中、慌ただしく写真を撮影して宿へと向かった。

 宿のチェックインが済んで、さて何処かに晩飯を食べに出ようか・・・と相談していたら長男がビジホがサービスで用意している食べ放題カレーを発見。
 節約になるし、あれにしよう!と力強く言うので、ちょいと飲み屋にでも、という思いは引っ込めて夕飯はカレーにした。
 「タダ」「食べ放題」「カレー」と小学生男子のハート鷲掴みのパワーワードを並べられてはもはやなす術なしである。
 ちなみに、ちょいと交渉してみたけどこのお宿は部屋あるいはロビーへの自転車持ち込みはNGとのことだったので、防犯も考えて前輪だけ部屋へ持ち込んだ。

気比の松原

 毎度のことなのだけれど、往路さえ何とかなれば復路は気が楽なものだ。
 道の様子は分かっているし、ペースも掴めている。しかも暗くなってくる時間帯にはいつもの町だ。
 天気も良さそうなので、往路で立ち寄れなかった色々ところを訪ねながらのんびりと帰りたいと思う。

カテゴリ: ペダル漕いだ



2017/10/14

長男とサイクリング1

 我が家の毎年の恒例行事となっている長男とのロングサイクリングのお話。

 今年はどこに行こうか・・・という話になると保守的な、というか新しいことを始めるのを面倒くさがる筆者は「またあそこに行こう」となる。
 それでも結果として色々な所に出掛けているのは、毎回奥様の発案にのっかるから。
 宿探しから予約とか長男の塾のスケジュール確認やらをお任せにできるので「まぁルートとか行程の検討くらいはするか」となる。

 かくして、今年のテーマは「日本海に到達するサイクリング」
 地図を見ながら距離を勘案すると、片道120km強の敦賀一択の状況。
 もはや悩む必要もなかった。
 関ヶ原までのルートはこれまで彦根を目指して走った時の道で良いし、そこから少し道を物色して木之本についてしまえば今度は去年のビワイチと重なる。
 残る悩みは二本の国道のどちらを通って敦賀手前の山を越えるか・・・なんだけど、ストリートビューを見て検討した結果は国道8号線。
 余呉湖の東を抜けることも考えたけれど、国道365号での北上は県道140号に逸れてからのトンネルがなんだか危険そうな気がしてパス。
 と、ここまで決まってしまえば初めて通る道もビワイチ用に買った滋賀県の折り畳み地図でカバーできるので、準備はほぼ完了。
 なんともあっけない。
 今回は長男の自転車が700Cのクロスバイクになって初めてのツーリング。

escape-w

 一体どんなペースで駆け抜ける事ができるのか、筆者の興味はそこに集中していた。

 そして迎えた当日。
 天気はなんとか曇りで持ちこたえていた。
 今回も直前まで天気が怪しくて、宿がキャンセル可能な木曜日になっても予報は小雨が避けられないと言っていた。
 しかし良い季節の内のリスケは無理そうなので、いざとなったらカッパを着て走る事を覚悟していた。
 思い起こせば去年のビワイチも終盤に入ってから1/5くらいは小雨の中を走ったっけ。

 グロスでの平均時速が12km/h出せれば10時間強で到着できる・・・という所を安全圏の目標と考えて、出発は朝の8時。
 この時は8月も終わりの頃だったが、曇り空が日を遮ってちょうどよい塩梅。
 前半で市街地を抜けるロスをサイクリングロードで取り返して貯金も出来る上々のペース。
 一般道にツイッチしてからの大垣市街ではさすがにペースが上がらずヤキモキしたものの、なんとか余裕を残せていた。
 前を走る息子に時々声をかけてみるが、別に調子が出なくてペースが遅いとかいうこともなく、のんびり自分のペースで楽しんでいるようだ。
 長距離を走るのが好きではあるが、スピードなんかはどうでもいいらしい。
 ペースが上がらないとこれ以上遠くへ行けないのだが、そこは理解しているのだろうか・・・。

 やがて関ヶ原に近づくと、空気がなんだか湿っぽい。
 適宜コンビニでの補給をはさみながら山を越えると、中山道の今須宿に差し掛かった所でパラパラと雨。
 「ついに来やがったか!」と心の中で毒づいてもできることはただ一つ。
 早いところ今いる山の向こうへと急ぐ、の一手しかない。

 長男を叱咤しながら柏原宿を抜けて国道365号を目指す。
 ここには彦根に向かうときにいつも寄っていた喫茶店があって今回も寄り道したかったのだけれど、こうなっては致し方ない。
 帰り道までお楽しみに取っておこう。
 後ろ髪引かれながら県道551号を進んで国道365号へ。
 幸いなことに、ここまでくると空がすっかり明るくなった・・・のはいいけれど、今度は向かい風が行く手を阻む。
 低気圧から離れる方向に走っているのだろうから良いことなんだ、と自分に言い聞かせるが当然ペースは落ちる。

 頑張って走っていると天候はどんどん好転。
 逆に余りの暑さとボトルの水切れで道の駅「浅井三姉妹の郷」に転がり込んだ。
escape-w

 この辺り、というか滋賀県(特に琵琶湖周囲)の道の駅やらコンビニはどこへ行っても自転車ラックが設置してある。
 ちょっと立ち寄っただけでも歓迎されている雰囲気が感じられてとてもうれしい。

 休憩がてら確認してみると、こなした距離は70km強。
 時刻は15時前で平均時速は10km/hちょい。
 焦りは禁物だが、ここからはもう一息気合を入れていかねばならない。
 冷たい麦茶を飲む息子の表情は至って明るいので、まぁなんとでもなるだろう。

カテゴリ: ペダル漕いだ


2017/10/3

2017BRM513-400km

 タイトル読んですぐに「ちょッ!300kmどこ行ったwww」と思った方、筆不精な当ブログをいつも閲覧いただきありがとうございます。
 え、何の話?と思った方もご来訪ありがとうございます。

 今年の中部300kmは獲得標高ほぼ5000mという、相変わらず「相場?それ美味しいの?」的なルートだった。
 一応ちゃんと完走できたのだけれど、あんまり登ったので記憶がトンでしまったか、精神衛生を保つために脳が記憶を封印したのか・・・
 あんまり思い出せないのでブログにしたためられません。
 まぁ筆不精してるうちに時間が経って・・・という可能性もあるけど。

 さて本編の400km、スタートから雨が降っていましてね。
 週間天気予報をじっと睨みながら、ずっと祈っていたのに雨が降ってました。
 スタート直前、受付の道の駅でルート上の天気予報を見た所、昼下がりまで雨。
 正午付近に走っていそうな辺りに大雨注意報・・・

もう、なんだってんですか!

 しかし「今年はSR」とけしかけ続けた同行者の為にもこれを走らない訳にはいかぬ。
 超重い腰を上げてスタートするしかない消沈のデスロード。

 まぁずっと雨ですよ。
 予報通りの雨ですよ。
 とにかく事故とかアクシデントにいつも以上に注意しながらもう黙々と走るのみ。
 でも予報通りなら8時間ちょい走り続ければ雨も止むはずで、という事は全行程の半分も雨天は続かないという事で・・・

スタート1時間後、良かった探し終了


 虚無僧か修験者のように黙々とペダルを回す筆者と後輩。
 異変はいくらかの峠を越えて作手村に入った辺りで起こった。
 まだまだ序盤もいいところなのだけれど「脚が攣りかけた」と後輩。
 なんと、この序盤で!?と振り返った動作で筆者の脚もピクリとヤバい感触。
 おいおいマジかよ・・・と焦るが、幸いルート上すぐ先に道の駅作手があるらしい。
 お客も少ないし少し休むか、と屋根のあるベンチを探しているとさすがにこの天気じゃ屋台のオバチャンも暇そうだ。
 その軒先で保温されているポテトが妙に美味そうに見えたので一つ購入して後輩にも勧める。
 モソモソと食べると・・・味がしない?
 理由はすぐに分かった。

 塩だ!塩が足りない!
 悟った筆者はポテト片手に屋台へ戻った。

オバチャン、塩かけて!もっと!

 おかしなこと言うヤツだなぁ・・・と言いたげに軽く笑いながら「いいけどしょっぱいよ」と塩を盛ってくれた。
 このジャリジャリポテトが効いたのか、休憩しただけではないレベルで回復して筆者達は再び走り始めた。
 この次のPCからは塩分の多いものを摂取するのだ!と意気込んでたどり着いたコンビニで筆者がチョイスしたのは「味噌汁」
 一杯のインスタント味噌汁で摂れる塩分の食塩相当量は「2.3g」だ。
 後で調べてみると実に塩飴の10個分に相当する塩分が摂取できていた。

 このあとはPCのたびに味噌汁を飲んだ。
 そのお陰もあってか、その後は脚に違和感を覚えることもなくなった。
 目立ったトラブルといえば、日が暮れた後のフォトコントロール(通過の証明に主催者の指定するものを写真におさめる)でのこと。
 荷物から出したカメラが上手く動作しないでしばらくてこずった。
 ビニールで防水していたとは言え、尋常ではない湿度の中で揺すられ続けたのだから無理もない。
 そこから峠を越えて夜道を下り、できればどこかで仮眠したかったがそんな余裕はどこにもなかった。
 貧脚の辛いところではあるが、とにかく完走すれば得られる称号は同じ。
 下山して蒲郡を通過してPC5が見えてきた頃には夜が白み始めた。
 いつもほど夜明けにテンションが上がらなかったが、気持ちは確実に上向く。
 やはり路面がはっきりと見えるというだけで安心感は段違いだ。

 そこから先にはもう大変な山はない。
 ギリギリまで使い込んだ時間を取り返して余裕を作るべく、懸命にペダルを漕いだ。
 やがてコースが市街地に入り、信号待ちにジリジリしながらもゴールは間近だ、と思っていた残り20km地点。
 まさかのトラブル発生!
 なんとなく変速の動きがぎこちなかったリアディレイラーが突然上へ下へと振れて、スプロケットはガチャガチャいうばかりで力をかけられない。
 慌てながらもディレイラーがとりあえず落ち着くポイントを探す。
 いくらか変速しているとリアカセットの真ん中辺りでチェーンが落ち着いた。
 まだそれなりに起伏がある中、シフトなしでは辛い。
 使えるギアはないかと恐る恐る一速シフトするが、すぐに不調に陥ってしまう。
 ならばフロントは?
 せめてハイ/ローの二択くらいは・・・

アカンッ!

 もはや変速無しで走りきるしかない。
 そこからはもうちょっとした坂もすぐに立ち漕ぎ。
 平地では疲れた脚にはちょいと重いギアを回す羽目に。
 だがこれ以上ヘタにシフトを触ってチェーンが曲がったりした日にはもはや完走も叶わない。
 それだけは避けなければ、の一念で走り続けた結果なんとか無事にゴールすることができた。
 かくして、認定時間は39時間と5分。
 ギリギリ一時間が貯金できなかった。


 翌週末、とりあえず洗車後にシフト周りの点検をしたがこれといった異常は見つけられなかった。
 近所を軽く流した程度では不調も再現しない。
 しかし、何もしないのも気持ち悪いので予防保全としてワイヤー交換だけはしておいた。
 改めて考えてみると、ずっと雨天の中を進んでいる内にディレイラーのリターンスプリングにでも何かが挟まってしまったのかもしれない。
 スプリングが縮めなくなった分、テンションが下がってチェーンの位置を保持できなくなったのかもしれない。
 なんにせよDURA7700を使い始めて初めてのトラブルだったので、心底焦った。
 DURAならば何も起こらない・・・と思っていたのだが、やはり機械には違いない。

 今年の400kmは、コース以上に起伏の多いブルべであった。

カテゴリ: ペダル漕いだ



2017/7/21

Baby-G

 もうすでに二年くらい使ってて、実は記事をしたためていないことが判明した筆者のブルベ号に装備された特別なクランク。
 乙女ギアを超えるローギアード、コンパクトを超えたマイクロなクランク。
 名付けて「Baby-G」!(赤子ギア)

 ぶっちゃけ威張れるような改造じゃないのだけれど、筆者の貧脚でAR中部の山勝ちなブルベを走破するにはこの位の物は必要なのだ。
 何をどうしたクランクなのか、理系らしく結論から述べると「トリプルのアウターを捨てて、インナーを小さくした39/26T」なんですわ。
 振り返れば過去の自分が「これでトリプルのクランクを買う羽目になったら・・・」なんて言ってた予言(ていうか不安?)がピタリ的中。
 やっぱり言霊ってあるんだなぁ(?)

 さて、ここからは事の次第を紹介していこう。
 コンパクトを超える小径なリングギアの組合せを目論む訳だが、回りくどい事しなくても実は世の中にはスギノさん家の「OX801D」があるのだけれど、コイツが高いのなんの。
 とても筆者の懐にマッチしない上に、左クランクを取り付けるセレーション部が割れて折れるという噂が・・・
 となればシマノさんにお願いするしかない。
 調べてみるとXTRになんともいい具合のギア比のクランクがあるじゃないか・・・て、でもBB幅とQファクターがなんとも致し難い。(そしてお高い!)
 ではやはりトリプルからの改造しかあるまい。
 決心して検討を始めた筆者であったが、早速問題が。
 ミドルの所に適合する42Tのリングギアがないのだ。
 MTBのアウターはボルトの本数からして合わない。
 ロードのインナー用ならばあるが、それらにはランプ・・・というのか、チェーンを引き上げるための突起がない。
 イレギュラーなディレイラーの使い方をする事が分かっているのでその選択にはちょっと躊躇する。
 悩みは尽きないのだが、計算してみると40km/hを超えた巡航を行わないのだからば問題なし、との結論に至った。
 下り坂はサボってるし、平地もそこまでは頑張らない筆者には必要充分だ。
 ファイナルローが緩くなり過ぎる分は軽量化もかねてカセットを前に使っていたヤツに戻した。
 インナーの26TはMTBのオフセットが合いそうなモノを適当に買ってきたのだけれど、これを秤に乗せてびっくり。
 なんと、捨て去る30Tよりも重い!  小径でトルクが掛かるのと、MTBなりの使い方を考慮して鉄で作られているようだ。


 7速のデフォルトからクランクセットとカセットの組合せ、ファイナルローのギア比の遍歴を辿ると、

52/42, 12-23・・・1.8:1
50/38, 12-28・・・1.4:1
50/38, 13-32・・・1.2:1
46/34, 13-32・・・1.1:1
39/26, 12-28・・・0.9:1←イマココ

 とうとうファイナルローが等速を突破した。
 奇しくもミヤタのロードフライヤーにデフォルトで付いていた組合せから、トルクはちょうど二倍になった計算だ。

 かくして出来上がったBaby - G の装着された姿がこちら。
 並べてみると違和感が半端ないね。

変更前
こいつが・・・


変更後
こうなって・・・(前回までのあらすじ)


変更後
こいつが乙女を超えた「赤子ギヤ」だ!



後日談…

 始めてこれを持ち込んだブルベでは、何の気なしにインナーに落とすと、そのままチェーン落ちしてしまうという残念な事に。
 近場を試走しても気にならなかったのに…
 やはりブルベの最中、疲れてくると気付かない内に操作がラフになっているのだろう。
 電動シフト最高!て言ってるブルジョアの方々の声が「ごもっともだな」と思いつつ闇夜の山中でチェーンを掛け直す筆者であった。

 当然そのままでは次のブルベを快適に走れる訳はないので、速攻でチェーンウォッチャーをポチりましたよ。

カテゴリ: ペダル漕いだ


2017/7/1

2017BRM311-200km

 今年のブルベもとうとう一段落。
 そろそろ重い腰を上げてブログをしたためないと、今シーズンの記録…いや記憶が失われてしまう。
 ということで、また筆者の駄文にお付き合いいただきたい。

 さて、挑戦以来ずっと参加してきたAR中部のブルベだが、今年になって大きな変化があった。
 それはスタート地点の変更。
 まぁこれまでにも一度は経験したのだけれど、その時は家から近くなってイエスッ!て感じだった。
 そんな恵まれた環境がいつしか当たり前だと思っていた自分。
 これまでの朝一番なら30分もあれば到着できるという条件がなくなるのは正直痛手だ。
 今年も共に参加予定の後輩と「400km 以上は前泊するか…」なんて話したりもしていた。
 しかし、いよいよ実戦が近づいてきたところで実際に車を走らせてみると、幸いなことに空いている早朝などは一時間とかからない事が判明。
 まずはひと安心だったが、そのまま本番まで何事もなく…とはいかなかった。
 一昨年からブルベに参加している後輩が、なんと直前になって200kmの開催日にモロかぶりで海外出張する羽目になってしまうというアクシデント。
 今年はSRを取りたい、と言っていた彼には痛手に違いない。

 そんなこんなで、筆者だけは無事にスタートラインに立てた200km当日。
 土地勘のない三河の道をほどほど流れに乗ることを意識しながら進む。
 予想通り起伏に富むルートだが、序盤はさほど大変でもない。
 一つ一つコマ図をたどりながら、早く県道ナンバーの標識ないかなぁ…なんてぼんやりペダルを回していたら、 「それ服部君のとこで作った自転車だよね!」  と突然右手側から声をかけられた。
 振り向いてみると赤いカーボンロードに乗ったサイクリストが笑顔で並走している。
 話上手なこの御仁、どうやら服部さんを学生の頃から知っているらしく、次々と面白い話を聞かせてくれた。
「そのうち一台オーダーしてあげなきゃ、とは思ってるんだけどねぇ」  との事で、筆者のつたないインプレッションにも耳を傾けてくれる気さくな方だった。
 やがて道は別れ、軽く挨拶してそれぞれの目標へタイヤを向けたのだが、この楽しいひとときの後、ミスコースして復帰するのに7km余分に走るという憂き目にあったのはここだけの秘密。

   やがて中盤にくると手強い峠が現れる…のだが、いつものように筆者が呪詛を吐きながら登っていたかというと、今回は違っていたのだ。
 どういう訳かその頃になんだかハイになっていて、自転車を降りるランドヌールを尻目に、俺のBaby-G(超ローギア比)サイコーッ!てなってて笑いが止まらなかった。
 久しぶりのブログなので一応説明しておくと、巷では坂に弱い脚質(?)の人が使うローギヤードなセッティングを「乙女ギヤ」というらしい。
 筆者が目撃してきた峠をモリモリ行ってしまう女子にはいずれかの意味で失礼極まりないのだが、そんなギヤ比をはるかに超えたローギヤである愛車のセッティングを「赤子ギヤ=Baby-G」と勝手に呼んでいる・・・という何でもない話。

 それはともかく、その後の道行きについては淡々としたものだったので割愛。

 話題は変わって、今回実験的に行ってみた事について話したい。

 それは「補給を必要最小限にとどめる」という試み。
 余計な量を食べずに脂肪を燃焼させたい考えだったのだけれど、結論から言って失敗だった。
 多少の運動で通常の糖代謝を脂肪代謝に切り替えるのは無理だったようで、スタートから8時間、最後のPCで飲んだ味噌汁がとても旨かった。
 終盤は結構ヨレヨレ走ったけど、食べなかった分は停車によるロスが少なくて、なんとか二時間を残してのゴールだった。
 今回は初めて走る道も多かったし、色々な出来事もあったけど、終わってみればいつも通りの走りだった模様。

 まぁ計画通りに走れた証拠…だと思う事にしよう。

カテゴリ: ペダル漕いだ


次の5件 >>


ページトップへ