宮田のビンテージロードバイクで片道10kmをジテ通するブログ


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2017/7/21

Baby-G

 もうすでに二年くらい使ってて、実は記事をしたためていないことが判明した筆者のブルベ号に装備された特別なクランク。
 乙女ギアを超えるローギアード、コンパクトを超えたマイクロなクランク。
 名付けて「Baby-G」!(赤子ギア)

 ぶっちゃけ威張れるような改造じゃないのだけれど、筆者の貧脚でAR中部の山勝ちなブルベを走破するにはこの位の物は必要なのだ。
 何をどうしたクランクなのか、理系らしく結論から述べると「トリプルのアウターを捨てて、インナーを小さくした39/26T」なんですわ。
 振り返れば過去の自分が「これでトリプルのクランクを買う羽目になったら・・・」なんて言ってた予言(ていうか不安?)がピタリ的中。
 やっぱり言霊ってあるんだなぁ(?)

 さて、ここからは事の次第を紹介していこう。
 コンパクトを超える小径なリングギアの組合せを目論む訳だが、回りくどい事しなくても実は世の中にはスギノさん家の「OX801D」があるのだけれど、コイツが高いのなんの。
 とても筆者の懐にマッチしない上に、左クランクを取り付けるセレーション部が割れて折れるという噂が・・・
 となればシマノさんにお願いするしかない。
 調べてみるとXTRになんともいい具合のギア比のクランクがあるじゃないか・・・て、でもBB幅とQファクターがなんとも致し難い。(そしてお高い!)
 ではやはりトリプルからの改造しかあるまい。
 決心して検討を始めた筆者であったが、早速問題が。
 ミドルの所に適合する42Tのリングギアがないのだ。
 MTBのアウターはボルトの本数からして合わない。
 ロードのインナー用ならばあるが、それらにはランプ・・・というのか、チェーンを引き上げるための突起がない。
 イレギュラーなディレイラーの使い方をする事が分かっているのでその選択にはちょっと躊躇する。
 悩みは尽きないのだが、計算してみると40km/hを超えた巡航を行わないのだからば問題なし、との結論に至った。
 下り坂はサボってるし、平地もそこまでは頑張らない筆者には必要充分だ。
 ファイナルローが緩くなり過ぎる分は軽量化もかねてカセットを前に使っていたヤツに戻した。
 インナーの26TはMTBのオフセットが合いそうなモノを適当に買ってきたのだけれど、これを秤に乗せてびっくり。
 なんと、捨て去る30Tよりも重い!  小径でトルクが掛かるのと、MTBなりの使い方を考慮して鉄で作られているようだ。


 7速のデフォルトからクランクセットとカセットの組合せ、ファイナルローのギア比の遍歴を辿ると、

52/42, 12-23・・・1.8:1
50/38, 12-28・・・1.4:1
50/38, 13-32・・・1.2:1
46/34, 13-32・・・1.1:1
39/26, 12-28・・・0.9:1←イマココ

 とうとうファイナルローが等速を突破した。
 奇しくもミヤタのロードフライヤーにデフォルトで付いていた組合せから、トルクはちょうど二倍になった計算だ。

 かくして出来上がったBaby - G の装着された姿がこちら。
 並べてみると違和感が半端ないね。

変更前
こいつが・・・


変更後
こうなって・・・(前回までのあらすじ)


変更後
こいつが乙女を超えた「赤子ギヤ」だ!



後日談…

 始めてこれを持ち込んだブルベでは、何の気なしにインナーに落とすと、そのままチェーン落ちしてしまうという残念な事に。
 近場を試走しても気にならなかったのに…
 やはりブルベの最中、疲れてくると気付かない内に操作がラフになっているのだろう。
 電動シフト最高!て言ってるブルジョアの方々の声が「ごもっともだな」と思いつつ闇夜の山中でチェーンを掛け直す筆者であった。

 当然そのままでは次のブルベを快適に走れる訳はないので、速攻でチェーンウォッチャーをポチりましたよ。

カテゴリ: ペダル漕いだ



2017/7/1

2017BRM311-200km

 今年のブルベもとうとう一段落。
 そろそろ重い腰を上げてブログをしたためないと、今シーズンの記録…いや記憶が失われてしまう。
 ということで、また筆者の駄文にお付き合いいただきたい。

 さて、挑戦以来ずっと参加してきたAR中部のブルベだが、今年になって大きな変化があった。
 それはスタート地点の変更。
 まぁこれまでにも一度は経験したのだけれど、その時は家から近くなってイエスッ!て感じだった。
 そんな恵まれた環境がいつしか当たり前だと思っていた自分。
 これまでの朝一番なら30分もあれば到着できるという条件がなくなるのは正直痛手だ。
 今年も共に参加予定の後輩と「400km 以上は前泊するか…」なんて話したりもしていた。
 しかし、いよいよ実戦が近づいてきたところで実際に車を走らせてみると、幸いなことに空いている早朝などは一時間とかからない事が判明。
 まずはひと安心だったが、そのまま本番まで何事もなく…とはいかなかった。
 一昨年からブルベに参加している後輩が、なんと直前になって200kmの開催日にモロかぶりで海外出張する羽目になってしまうというアクシデント。
 今年はSRを取りたい、と言っていた彼には痛手に違いない。

 そんなこんなで、筆者だけは無事にスタートラインに立てた200km当日。
 土地勘のない三河の道をほどほど流れに乗ることを意識しながら進む。
 予想通り起伏に富むルートだが、序盤はさほど大変でもない。
 一つ一つコマ図をたどりながら、早く県道ナンバーの標識ないかなぁ…なんてぼんやりペダルを回していたら、 「それ服部君のとこで作った自転車だよね!」  と突然右手側から声をかけられた。
 振り向いてみると赤いカーボンロードに乗ったサイクリストが笑顔で並走している。
 話上手なこの御仁、どうやら服部さんを学生の頃から知っているらしく、次々と面白い話を聞かせてくれた。
「そのうち一台オーダーしてあげなきゃ、とは思ってるんだけどねぇ」  との事で、筆者のつたないインプレッションにも耳を傾けてくれる気さくな方だった。
 やがて道は別れ、軽く挨拶してそれぞれの目標へタイヤを向けたのだが、この楽しいひとときの後、ミスコースして復帰するのに7km余分に走るという憂き目にあったのはここだけの秘密。

   やがて中盤にくると手強い峠が現れる…のだが、いつものように筆者が呪詛を吐きながら登っていたかというと、今回は違っていたのだ。
 どういう訳かその頃になんだかハイになっていて、自転車を降りるランドヌールを尻目に、俺のBaby-G(超ローギア比)サイコーッ!てなってて笑いが止まらなかった。
 久しぶりのブログなので一応説明しておくと、巷では坂に弱い脚質(?)の人が使うローギヤードなセッティングを「乙女ギヤ」というらしい。
 筆者が目撃してきた峠をモリモリ行ってしまう女子にはいずれかの意味で失礼極まりないのだが、そんなギヤ比をはるかに超えたローギヤである愛車のセッティングを「赤子ギヤ=Baby-G」と勝手に呼んでいる・・・という何でもない話。

 それはともかく、その後の道行きについては淡々としたものだったので割愛。

 話題は変わって、今回実験的に行ってみた事について話したい。

 それは「補給を必要最小限にとどめる」という試み。
 余計な量を食べずに脂肪を燃焼させたい考えだったのだけれど、結論から言って失敗だった。
 多少の運動で通常の糖代謝を脂肪代謝に切り替えるのは無理だったようで、スタートから8時間、最後のPCで飲んだ味噌汁がとても旨かった。
 終盤は結構ヨレヨレ走ったけど、食べなかった分は停車によるロスが少なくて、なんとか二時間を残してのゴールだった。
 今回は初めて走る道も多かったし、色々な出来事もあったけど、終わってみればいつも通りの走りだった模様。

 まぁ計画通りに走れた証拠…だと思う事にしよう。

カテゴリ: ペダル漕いだ


2017/1/22

散財 事始め

 新年明けましておめでとうございました。
 気にはしていたのだけれど、気がつけば随分と放置してしまっていた当ブログ。
 毎年、新年になるたびに表示がまっさらになっていて、PHP的にどうすれば良いのか分かってるのだから備えておけばいいのに・・・と自分でも思っているのにさぼってしまう。
 はい、そうです。
 年末が寒いのが・・・ではなく、無精な私が悪いのです。
 でも、年末ってヤツがが毎年寒いのもやっぱり少しは悪いと思う。

 さて、新年の御挨拶(?)はこの辺にして本日の本題をば。
 いつものことながらツイッターでは既報なのだが、今年は踵の内張りが破れているビンディングシューズを買い換えた。
 自転車屋さんに眠ってた在庫で型落ち品なのだけれど中々頑張って下さっていたので、税金対策に一役買わせていただきました。
 一度買ったらかなり使い込む筆者のこと。
 幾年かの型落ちくらいは全然気にならないし、保管状態も良かったのでかなりホクホクだった。
締め付けが緩くね?  で、こいつは元が高いグレードのものなので、カスタムフィットに対応している。
 せっかく安くあげたのに・・・とは思ったけど、宝を持ち腐れさせて安物買いのなんとやら、というのはイヤなのでもう少しリアル店舗にお金を落としてくる事にした。
 昔、某自転車雑誌のコラムで、
 走行性能を決めるのは、タイヤ→ホイール→シューズ&ペダル&クランク→・・・
 の順だ(ポジションは出せてる前提で)、という記事を読んだ事があるので、今年のブルベを走る新たな武器になってくれるものと期待している。
 カスタムフィット施工中の図。
 このバキュームの締め付け、ただごとではない、という感想をどっかのブログで読んだのに、なんだかそれほどでもない気がする。
 ふと足元に目をやると、バキューム袋の口が靴下の上から縛ってある。
 その辺がなんかスースーするんだけど・・・

ちょ、空気漏れてんじゃね!?

 いささかの不安を感じつつ、カスタムフィット施工が完了。
 あとは履いて漕いで確かめるしかない。


 さて話は変わって、こちらの写真は本日納車、長男のニューマシン。
 本当は筆者の自転車を車に積んできて、シューズの試し履きも兼ねて復路は二台で走ろうかと計画していたのだけれど、何十年ぶり規模の寒波とやらのせいで断念。
 長男には納車を延期しようかとも相談したけれど、早く家に迎え入れたいとの事なので・・・
 搭載!!からのお持ち帰り!

escape-w

 あと、小ネタとしてはアンダーアーマーのパンツも買った。
 太もものがキツイのでコンプレッションではないヤツだけれど、ケツ周りのトラブルを低減してくれれば・・・と、こちらはお守り程度に期待。
 画像はまぁ・・・要らないよね。


 そんな感じで、今年も超遅筆ですが引き続きよろしくお願いします。

カテゴリ: 装備品を買った



2016/7/12

2016BRM611-ゴールへ

 鈴鹿スカイラインを下って菰野のPC7に到着。
 峠を挟んだ一区間、確認してみると80km余りに6時間20分を費やしていた。
 軽く1時間弱を失ったことになるが、ここで零れた水に思いを馳せても仕方ない。
 何はともあれ、まずは腹ごしらえから。
 いい加減、麺類には飽きてきていたので御飯ものを物色する。
 カツカレーと最後まで迷って、やはり揚げ物は避けようという判断でオムライスを手に取った筆者。
 もはやルーチンワークとなった消化酵素とマッサージ、ついでにシャーミークリームの塗り直しをこなして残り一割強の平坦区間を走り出した。
 この時点でのマージンは50分ほど。
 これで平坦基調とくればもはやクリアは確実・・・と言いたい所だが実はそうでもない。
 というのも、ここまでのマージン計算は600kmをブルベクリアの基準速度15km/hで走ったとしてのもの。
 しかし今回のブルベの走行距離は610kmなのだ。
 この10km、大したことなさそうでいて前述の基準速度では40分に相当する。
 つまり今この時、余裕はゼロに近い。
 考えたくもないが、パンクなどのトラブルに遭えば30分のロスなどあっという間だ。
 そして自転車通勤の経験上、雨の日にはパンクに遭いやすい。
 悪いイメージばかりもっても何のプラスもないのだが、とにかく全くもって気を抜くことが出来ない。

 相変わらず雨は降り続き、細かくアップダウンがある道を走って、次の30kmもない地点のPCまででは全くマージンの積み増しは出来なかった。
 ただ前回の補給から間がなく、特に欲しいものもなかったので眠気覚ましのドリンク剤でレシートをゲットしてそそくさと先を急ぐ。
 手短な休憩のお陰で余裕は1時間弱と、わずかながら拡大した。

 この先はAR中部ではもうお馴染みのルート。
 若干の不安はあるがコマ図がなくてもゴールまで道を誤ることはない。
 木曽三川公園を通過したあとのド平坦路は追い風を受けて一気に駆け抜け、徐々に闇に包まれる堤防道路を淡々とこなす。
 残り20kmを切った辺りから何匹もの兎が筆者を抜いて行くが、今更焦ってペースを乱したりは・・・

そう簡単には千切れねぇぞッ!

 ひとたびありったけの力でペダルを回し始めてみれば、まだ筆者にも余力が残っているではないか。
 こんな無駄な追走でパンクでもしたら・・・なんて考えも脳裏をよぎったが脚は緩めない。
 前走者が巻き上げる水しぶきもなんのその。
 なめるな!、と言わんばかりにペダルを回し続ける。
 堤防側からと違い、木に覆われているせいで県道側からはあの浮かれたタワーが中々見えてこない。
 あと一息をやけに長く感じながら、やがて幸いにもトラブルなく完走チェックの駐車場にたどり着く事ができた。

 のっそりと自転車を降りて、スタッフにブルベカードを提出する。
 終えたのだ、と理解はしているが今一つ実感が涌かない。
 今回はスタートから気持ちと時間に全然余裕が持てず、雨の中を緊張して走ったこともあってゴール間近に至っても全くセンチメンタルな気分にはならなかった。
 楽しむほどの余裕がなかったということだろう。

 最終的にブルベカードへ刻まれた認定タイムは39時間ジャスト。
 去年よりも10分遅いゴールではあるが、今年の方がタフに走る事ができたのは間違いない。
 新車の性能に感謝。
 サポートしてくれた嫁をはじめ、運営スタッフ、友人の皆にはただただ感謝。
 そして自分を守ってくれた幾つもの幸運にも感謝。

 今年もSRを達成した自分に、お疲れ様。

カテゴリ: ペダル漕いだ


2016/7/7

2016BRM611-復路・峠二連

 一時間以上の余裕は確保されているとはいえ、山に至るまでにマージンを稼がなければならない状況は変わらない。
 しかし、起き抜けなせいかそもそも仮眠が足りないのか、どうにも眠たい。

 空はなんとなく白み始めて来ているようなのだけれど、気を抜くと身体が睡眠モードに入ろうとしてしまいペースが上がらない。
 PC以外では仮眠を除いて決して止まらない計画だったけれど、無事に夜を越えるためだと自分に言い聞かせてコンビニに立ち寄った。
 するとそこでは何人かの兎ランドヌール達も脚を休めていた。
 皆この時間帯は辛いのだな、と再認識しつつ、もはやドリンク剤に頼るしかないと確信していた筆者は迷わず眠眠打破を購入。
 効いてくれと祈りながら一気に飲み干し、脚を軽くマッサージして足早に出発した。
 この判断は実に正解だったようで、眠気は退いて巡行速度は多少なりと上がった。
 やがて峠手前のPCにたどり着いた頃には辺りはぼちぼち明るくなってきていた。
 休憩もそこそこに出立し、1時間50分のマージンを頼りに峠に挑む。

 本当にうんざりする長さの峠だった・・・という以外、他に書き様がない坂。
 ここをお嬢さん達だって登ってたんだぞ・・・と自分を叱咤しながら進んだ。
 最初の切通し、花背峠を越えて、二度目の百井の別れへ。
 ここは往路で来た時から「潔く男らしくすぐさま押す!」と決めていた通り、さっさと自転車を降りた。
 焦りを感じながらも二つ目の切通しに至り、あとは下るだけだ・・・と思ったのだけれど、これが簡単ではない。
 余りの斜度にまっすぐ進む事に恐怖を覚えるほどの下り。
 ブレーキワイヤーが一本切れたら確実に死ぬ目にあう。
 いざとなったら、とっさに足を解放して自分から倒れて止まる・・・とか筆者には絶対ムリ。
 結果、下りもしばらく押しで行く決断をして、せめてものあがきで小走りするという少々情けない峠越えとなった。
 乗車したまま登れない坂というのは経験があったが、乗車して下れないのは初めてだった。
 幸いそこまでの斜度がある区間はそうも長くなく、途中からは遅れを取り戻しにかかるいつもの下り。
 PCに着いた時間から今計算すると、往路では4時間35分で走り抜けたこの区間に復路では5時間15分と40分も余分にかかっていた。
 出立時点のマージンは1時間25分で、失ったのは25分。
 思ったよりは軽傷だったので焦りが少し落ち着いた。

 だが、まだ終わりではない。
 次は往路にない鈴鹿スカイライン越えを果たさなければならないのだ。

 ここから最後の関門になる鈴鹿スカイライン。
 なんとかその麓までの道行きでマージンを稼ぎ出したいという筆者の目論みを嘲笑うかのような徹底した向かい風。
 遅れを出すわけにはいかぬ、と多少踏んだところでほとんどスピードは上がらない。
 やっとの思いで山の麓に着いた時には飲み物を切らしてしまっていた。
 幸い自販機は簡単に見つかったので、水とコーラを買ってヨロヨロと坂へと挑みかかった。
 すでに雨がぱらついていたものの、大した事はなかったので、そのまま登坂開始。

 初めの内は斜度も緩くて、さすがにあの酷道477とは違うわな・・・なんて思ってたけど、山頂までの半分も進んだ辺りでとうとう無視できない大きさの雨粒が落ちてきた。
 まぁせっかく持ってきたのだし、とスタートからずっとバックポケットに入れてあったカッパを着る。
 この時は自分が濡れるからというより、ヘルメットのライト類を保護したい・・・という動機が大きかった。
 あわせて、用心のためサイコンにはとっておいたあんパンの空袋を被せる。
 こいつが壊れないまでも、距離の積算に狂いがでたらコマ図だけを頼りに走る筆者は一貫の終わりというもの。
 この判断は結果的に中々良いタイミングで、これ以降はずっと本降りの雨を浴びながらの走行になった。

 相変わらず坂は緩く続いていたけれど、しばらく行った所にあった料金所跡からが本番だった。
 10%の坂が続くという噂は本当のようで、登れども登れども終わりが見えず、頂上にトンネルって都市伝説なんじゃないのかと本気で心配になるほど。
 この辺りで何人かの兎ランドヌールに追い付かれ、しばらく世間話をしながら登って、やがて置いていかれる・・・を繰り返す。

 やがて雨に加えて霧が出始めて、先の方が全然見えなくなってきた。
 それでも、終わらない坂はない・・・と心の中で繰り返しながら耐え忍ぶことどれだけだったか。
 突然、霧の中にトンネルが姿を現した。

 ついにやったのだ。
 最後の大物を倒したぞ・・・と感慨にふけったのも束の間。
 このトンネルからの下りが危険で、気を抜けない。
 視界は悪く路面はウェット、斜度があって、しかも400kmの時にPCで締め直ししたステムにまたガタつきが出ている気配がする。

 それでも坂を下っていけばPCに着くというのは随分と気が楽で、残る問題はそこでどれだけの余裕が残せているのか、である。

カテゴリ: ペダル漕いだ


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