SV1000S

母になっても〜子供を産んだライダーの実録

 ふと気が付けば、2児の母に!?
 妊娠5ヶ月までバイクに乗り、出産後1ヶ月でライダー復帰した管理人が、産休前後にまつわるノウハウをまとめました。
 今後も随時更新していきます!

免許取得・小型編(産前)

 子供が大きくなって、時間に余裕ができてから教習所に通おう
 そう思っている独身orプレママライダー(またはライダー予備軍)の方もいるかもしれません。
 しかし、単に限定解除するだけでも、出産でしばらくライディングから遠ざかっていた人にとっては、大仕事になると思います。  ましてや、出産後に初めて免許取得に挑むのは、体力的にも金額的にもかなりの勇気が必要になると思います。
 通常はバイクを購入するだけでも多大な労力を捻出せざるを得ませんから、その上さらに教習所に通うお金や時間を上乗せするのは、並大抵のことではありません。
 したがって、出産前には限定解除を済ませておくことをお勧めいたします。
 出産前に免許取得だけでも済ませておけば(本当はバイクも購入しておけばベストですが)、「せっかく免許を持っているんだから」と出産後にライダー復帰する際の励みになると思います。
 以下は、運動神経ゼロの管理人が小型免許を取得した際のエピソードです。
 こんなに運動センスの無い人間でも免許を取れるんだ・・・という一例です。
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 私は、小型限定・中型(普通)・大型と3種類もの免許を全て教習所で取得したという大変日本経済に貢献した女でありますが、
 その中でも、小型限定の取得には大変苦労させられました(ノ_-。)

 なので、今回は、その苦労の一部をご紹介しようと思います。

その1:教官に説得される

 最初、私は普通二輪の免許を取得するつもりで教習所の門を叩きました。
 当時、私はスクーターをヒザを摺りながら乗り回しており、、「大丈夫!私、結構運転がお上手だもぉん♪」という、大変誤った自信を漲らせていたのです。

 その経歴を聞いた教官は、ウロンな目で私を睨み、
 「じゃ、教習を始める前に、まずバイクの引き起こしからやってみよう」
と提案してくれました。

 で、まぁ、この引きでみなさまも予想されたと思いますが、そんな舐めた態度のチャンネェでは、引き起こしどころか、センタースタンドすら外せないわけです。

 そして、
 「センタースタンドも外せないようじゃ・・・」
と言う教官さんの言葉を強引に遮り、強引にスタンドを外したら、そのままバイクもろとも大転倒する大失態。

 急いで(バイクに)駆け寄る教官。
 顔の砂を払うことも忘れ、呆然とたたずむ若き日の鳩子嬢・・・

 「君、いきなり中免といわず、小型から・・・」
と言い募る教官。
 しかし、
 「いえ。私は中免をとりたいんです」
と私は頑強に主張しました。

 小型の限定解除するのにまたお金がかかるじゃないか!
 私は、いずれは大型免許をとる女(勝手に決定)なのよ!小型なんて、小型なんて・・・
 と屈辱を感じていたからです。
 しかし、そう思った直後、今度は引き起こしに失敗してバイクの下敷きになり、顔面を強打して顔から出血するという惨事を引き起こしました。
 それが、教官の悲鳴を聞いた最初の出来事でした。
 ただ、このときの教官の悲鳴は、私の顔の微々たる出血を心配してのことではなく、もげたバイクのミラーを嘆いたものかもしれませんが。

 そのとき再度、教官が聞いてきました。
 「君、本当に中免とるの?」

 私は、迷わず答えました。
 「いえ。小型免許とらせてください」(全力土下座)

 そういうわけで、教官さんに説得されて、私は小型限定免許を取得する決意を固めたのです。

その2:乗車拒否

 さて。
 「その1」のやりとり後、めでたく某教習所唯一の「小型限定」チャレンジャーに就任した私は、
 異常なほどの緊張感を漲らせながら教習を開始。

 各スイッチの操作、乗車姿勢、乗車前の作法(後方確認とか、ミラー確認とか)等を教えてもらい、
 いざ!バイクに跨ってみたのですが、
 そのとき若き日の鳩子嬢は、死ぬほど怖くて、即座に教習所を自主退学したくなりました。

 怖い怖い怖い!
 足がつかない!バイクが重たい!!エンジン音が怖い!!!
 うちにはバイクなんて無理ばい!ごめん!!もうやめる!!!

 と本気で後悔しかけたその時。
 教官さんが無情にも言い放ったのです。

 「じゃ、とりあえずコースを軽く一周しましょうか?」

 私は即答しました。
「無理です。なんでバイクに乗るんですか!(゜Д゜)」

 教官さんも即答しました。
「じゃぁあんたはここに何しに来たの?(#゜Д゜)」

 うん。ごもっとも。

 その後、
 「すみませんすみませんバイクに乗るために来ました。でも道が曲がってたらどうしたらいいんですか。こけたらどうしたらいいんですか」
 「道が曲がってたらステアリングをきってください。こけたら起き上がってください。」
 などの不毛な会話を重ねた結果(私どうしようもなく動転してたんです。ごめんなさい教官さん。)、
 15分後になんとか地面から足を離せるようになりました。

 一番勇気を得た教官からのアドバイスは
 「(教習を)止めてもいいですよ。お金は戻りませんけど・・・」
 の一言。

 その言葉を聞いたとたん
そうだお金を払ったんだった!!死んでも止めるもんか(でも死ぬかも)
 と勇気が沸いてきて、突如、アクセルを開けられるようになったのです。

 いやぁ
 教官さんって、とても大変なお仕事ですね。
 貴重なアドバイスありがとうございました。


その3:軽い人身事故

 小型の教習の時、一番怖かったのが「一本橋」。(小型にはスラロームも波状路もない)
 当時あのささやかな段差が、とてつもなく高いものに思われ、
 幅もさることながら、あの高さに死ぬほどビビッておりました。

 とりあえず
 「下を見たらいかん!まっすぐ前を見ろ!!バイクはライダーが見たほうにいくんだ!!!」
 と教官さんにアドバイスを受けたので、
 一生懸命下を見ずに前を見て走ったんですけど

 どうしても怖くなって教官さんに助けを求める視線を送ったら、見たほう=教官さんのいる方に向かって脱輪しちゃいました。

 そのまま教官さんに向かって突撃し、軽く接触。

 接触直前、思わず
 「きゃぁ怖い!危ない!!」
 と叫んだら
 「危ないのは俺だーー!」
 と怒鳴りつけられました(ごめんなさい教官さん(ノ△・。))

 いやぁ
 教官さんって、とても大変なお仕事ですね。
 貴重なアドバイスありがとうございました・・・ってか、ほんとにほんとにごめんなさい。

その4:季節の移り変わりを体感

 免許取得を決意したのは、5月の誕生日直後のことだったんですが
 卒業する頃には、何故か雪が舞ってました。

 「わぁ。教習所で春→夏→秋→冬を体験しちゃった〜」
 とつぶやいたら、それを聞きつけた教官さんに
 「もうすぐ雪で教習ができなくなるし仮免の期限も切れるから、いい加減卒業しようよ。君、卒検嫌いなの?」
 と軽く嫌味を言われました。

 もちろん、
 「大好きです。(合格の)ハンコくださいm(_ _;)m」
 と全力で土下座しましたとも。

 プライドなんて、補習5回目あたりで質に流したさ!

 というわけで、まだまだあった気がしますが今回はこれにて終了!
 みなさん、こんな人間でも大型免許はとれます(とるだけなら)。
 一番大事なのは、教習所ではなく公道に出てからのライディングですが、そのためにもまずはスタートラインに立つ事=免許を取ることが必要かと思います。
 免許を取って、楽しいバイク生活への一歩を踏み出しましょう。
 

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